「ブレーキ」整備法・パート7


     最悪なブレーキ整備術

最近、キャノン製のデジカメを購入したんですが(DiGiCという言葉に引かれて)なぜか、
「JPEGとして取り込まれても表示されない」ものがあって困っています。
カメラが悪いのか?使う側が悪いのか?(多分前者…)
そういうわけで、今回の特集は最後まで画像がありません(途中からおかしくなったので)。
あとは想像で何とかしてください。
見るのも嫌なブレーキだから、デジカメも拒否したんでしょうか??



↑大嫌いな「最悪・劣悪」ブレーキがやってきました。
今回も、パッカリ割れています。メーカーは「売ったっきり、知らん振り」の製品です。
まぁ、もう数年すれば目の前から消えてなくなるでしょうから辛抱しましょう。。。
メーカーは「耐用年数過ぎたら、辛抱して使え!」と言っているのでしょうから。



↑ブレーキをかけると、プラスチック部分に歪みが生じて、プラスチックの断面が持ち上がって
きます。このままだと、利用者がケガをしかねません。
・・・かといって、ここのみテープで補修しても直ぐに剥がれてしまいます。
そういうブレーキなのです。ふ〜・・・やだ、やだ。



↑今回は、アルミ缶1個を使います。ヘタにプルタブ集めるよりも、効果的な方法があるんです。



↑アルミ缶にブスッとハサミで穴をあけてチョキチョキ切ります。使うのは、矢印の長方形部分。
アルミ缶は簡単に切れますが、手を怪我しないように軍手の着用をお勧めします。


↑表のネジ2箇所を外して、フタをパカッと外します。ご覧の通り、汚れ放題です。
アルコールを拭きかけ、きれいに拭きあげ注油しておきます。



↑さっきの金具の端を折り曲げて、強度を出します。
ここが最大の「ミソ」です。手近で使える補修具としては最適でしょう。うん、うん。



↑外した蓋の穴のサイズに合わせて、穴をあけます。
あとは、この「薄っぺらな補強金具」を蓋の裏に両面テープで貼り付けて
割れ目は、黒系の布テープで貼り付け目立たないようにして組み付けます。

以上で、できあがり!

仕上がり画像はありませんが、バッチリ効くようになりました。
既に、何例もこの方法で救ってきています。色々試しましたが、これが一番と思っています。
でもホント、開発者は何考えて作ったんだろう??と思ってしまうブレーキです。
このブレーキについては、あっちでもこっちでも特集しています。

                                        (介護型リハビリ研究所)

←毎回、同じような割れ方。
これを不良といわずして何??