自動ブレーキ その4

   〜 車いす自動補助ブレーキの異音 〜

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過去3回にわたって特集してきた「車いす自動補助ブレーキ」ですが、
4回目となる今回は「異音」に関する話題です。

 自動ブレーキ・その1   自動ブレーキ・その2   自動ブレーキ・その3  

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ある日スタッフが「車いすを移動しているとカチカチと小さな連続音がする」と持ってきました。

その後スタッフはキャスター周辺のベアリングにゴミが溜まったりガタがきていると考えて、
キャスターの回転部や首振り部分のベアリングを綺麗に清掃してしっかりと組み付けました。


ところが、かなりの時間をかけて整備したのに、音はおさまらず途方に暮れていました。

そこでついに助け舟を出すことにしました。

まずは音の原因の追及です。

介助者用ハンドルを使って、四輪走行、片側二輪走行、最終的に一輪走行でチェック、
怪しい箇所を回転させたり、ストレスをかけてみたり・・・。

確かに音はするのですが、よくわかりません。

車いすを逆さにして、フレームをトントン叩くと共鳴するかのように「カチカチ」と音がします。

そのため、トントン叩きながら、原因箇所を細かくチェックしていきました。。





↑そして、この中に原因を発見したのです。
(叩き役と、調べ役の2人がかりでやっと発見しました。)





↑ここの「体重センサー」とよばれるパーツ。
(ここに圧力がかかるとブレーキ解除、圧力が抜けるとブレーキが作動するしくみ)

この体重センサーが下に降りた状態でした(自動ブレーキとして使っていなかった様子)。





↑この「白いプラスチック」と「中心のステンレス棒」が、動くと揺れて異音が発生する
ということが解明できました。

この音を防ぐには互いを固定するのがよいのでしょうが・・・・
今回は応急処置として「あるもの」を用い、一瞬で一発解消することができました。
画像にはもうその処置がしてあります。よく見るとわかるかも知れません。



・・・では・・・その・・・

  
  「あるもの」とは???  

         ( ̄▽ ̄)ノ






「万能グリース」です!!
これを原因となる互いのパーツの隙間に塗り込むことで瞬時に音が消えます。

●グリースは潤滑以外に消音剤としても使うことが可能というケースでした。





                                   (介護型リハビリシステム研究所)
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