自動ブレーキ その2
〜廉価な自動ブレーキの問題点〜
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安価で比較的導入しやすい「自動ブレーキ」。
前回、使いづらい点があると書きましたが、その問題点について特集したいと思います。
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↑自動ブレーキを装着した状態です。
↑シート下に接触しているセンサーバーの根元ですが・・・。
↑六角レンチを差し込むネジ(六角穴付ボルト・キャップボルト)があります。
これはセンサーバーの角度調整を微調整するためのネジになります。
↑使っているのは左側の六角レンチ(六角棒スパナ)。
・・・ですが、この柄の長さに問題があります。
できれば、右側のような柄の長いタイプが力を入れやすく整備しやすいと思います。
↑ネジの頭部分の六角凹に差し込んで、緩めた上で角度を調整して締めこむのですが、
よほど力を入れてしっかりと締めこまないと、一回座っただけで簡単に角度がズレてしまいます。
そのため、うちの女性スタッフは全然固定ができませんでした。
できれば柄の長い六角レンチを購入するか(初めからメーカーが用意しているのが望ましい)、
力のある男の人にしっかりと締めこんでもらう必要があります。
この他に、「どすん」と勢いよく座ってしまうと、センサーバーが下向きなり「解除状態」になったり、
位置がずれることがあります。「解除状態」になると自動ブレーキが全く効かなくなります。
そのため、なるべく頻繁にセンサーバーがきちんと作動しているかチェックする必要があり、
管理がかなり面倒なことが問題です。(現状では毎日・毎回チェックする必要あり)
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所