自動ブレーキ その3
〜本当に「安全なシステム」なのか?〜
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安価で比較的導入しやすい「自動ブレーキ」の
問題点について一部特集しました。
その後、複数購入して使っているうちに様々な疑問点が出てきました。。
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↑自動ブレーキを装着した状態です。前から撮影。(今回はDM−81で説明します)
↑シート下に接触しているセンサーバーの根元ですが・・・。
センサーバーが長い上、固定するネジが根元にあるため、テコの原理が働き
どんなに硬く締めつけても、すぐに緩みが生じてしまいます。
固定ネジそのものも小さいため、あまり強固に締めつけるとネジ山をなめて壊しそうです。
業者に何度か来て調整してもらいましたが、現場に戻してもすぐ使えなくなります。
↑業者さんは「車内資料」としての調整マニュアルまで渡してくれましたが、結果は同じ。
自動ブレーキの台数が増えれば増える程、現場から「また効かなくなった、調整して!」と
依頼され、手間が増えるだけで、逆にリスクが増す始末・・・・。
↑決定的に問題なのはセンサーバーの位置にあります。
クロスバーの前にセットする構造になっているのですが、シートだと大腿部の位置になります。
ここだと、上手く体重がかからず、座ってもブレーキ解除できないことがあるのです。
厚めのクッションを敷くと尚更反応が悪くなってしまいます。
業者に言わせると、「座る場所に気をつけて座っていただくしか・・・」ということですが、
そもそも気を使って座る方がこれを使うはずがないのです。
<結論>
立ち上り事故防止に使うはずが、使っていると逆に危険な事に繋がる可能性があります。
「
危惧なる器具
」に入れるか悩みました。現状では信頼性に欠け、お勧めできません。
●現場からは「使わない方が安全では?」と言う声があがっています。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所