リクライニング型車いす
〜 リクライニングワイヤー交換 〜
--------------------------------------------------------------------------------
施設のリクライニング車いすは食事やおやつ、トイレ等々・・・
離床の度に、上げたり下げたり、リクライニング機能を頻繁に使っています。
そのためワイヤーの消耗(疲労)もかなり早いように感じます。
--------------------------------------------------------------------------------
↑「また、ワイヤーが切れて起こせなくなりました〜!!」
・・・ということで現場から運ばれてきました。
↑チェックすると、ワイヤー束の一本だけが残って後は全部切れていました。
ゆるゆる状態となって根元からボルトが抜けています。。
このワイヤーは
以前、短く加工(※)
したものでこれ以上の使用には限界があります。
(※「リハビリシステム リクライニングワイヤー」でグーグル検索して探しました・・・。) (;´д`)ゞ
↑そこで
先日処分した車いす
から外して保管して置いた中古ワイヤーを使うことにします。
↑リクライニングレバーごと取り外します。
↑ワイヤーの長い上側を使用します。 短くなった下側は今回で処分します。
↑レバー部分をネジ込んで固定します(本当は左右逆ですが気にしません・・・)。
↑ワイヤーの長さを調整します。
↑固定して動作を確認したら終了です。
↑元のように背もたれを自在に動かせるようになりました。
この車いすワイヤー、整備カルテを調べてみると左を2月、右を3月、そしてこの12月に
再度左の修理となりました。 たった
10ヶ月で切れてしまった
ことになります。
●リサイクルパーツを上手く活用すれば延命が可能です●
(介護型リハビリシステム研究所)
介護型リハビリシステム2016公開中
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所