← もどる  次へ →

(画像をクリックすると拡大されます)
 
 次は景観についてです。
 この度、東京駅丸の内駅舎は、国の重要文化財に指定されました。全国的にも貴重なアイストップ・ビスタ景が評価されたものだと思います。ところが、この背後に高さ205mものビルが2棟も建設され、景観が大きく破壊されようとしていることは報道されておらず、ほとんどの人は知らないのが現状です。
 行幸通りから駅舎を眺める眺望景観として、評価書案では和田倉門交差点からのモンタージュがあります。こちらは、それを自分で再現した写真です。これによると、南側の高層棟は丸ビルに隠れ、北側の高層棟は新丸ビルと東京海上ビルの間に顔を覗かせているのみです。その上、この写真ではなっていないのですが、鉄道会館が撤去されて駅舎の屋根の形状が強調されるという、あたかも景観に対する影響が少ないどころか、プラス効果を持つような評価となっています。しかしながら、これは撮影地点が悪く、あえて高層棟が隠れる地点を選んで撮影しているような感じです。では、もっと近くから駅舎を眺めるとどうなるでしょう。駅中央口交差点からのモンタージュを作成してみました。