「シート」整備法・・・パート1
@超〜たるみきったシート復活術@
今回はシート調整を行いました。
ちょこっとだけ、アブノーマルな整備のような気もするのですが、発想的にはありえなくても
実際の整備手段としては、「あり」だと勝手に思っているので紹介いたします。
今回、運ばれてきた車椅子はこの↓タイプです。
↑「べろ〜ん!」とシートが伸びきって垂れていますねぇー。「下垂シート」とでも申しましょうか・・・。
何ともだらしなく座り心地が悪そうです。
そこで今回は、ある計画を考えました!名づけて、「下垂部分を利用して座りやすくできないか計画」
シートを張り替えるなどという、予算もかかる安易な計画じゃありません。
↑シートの前3個のネジを左右それぞれ外します。
↑そんでもって、シートをやや畳んだ状態で穴をあけます。
↑こんな感じです。やや外側に穴をあけるって所が「ミソ」なんですねぇ〜。
↑シート端の金具を歪ませながら、新しいネジ穴にネジ込みます。
↑最終的にこういう感じに仕上がりました。
手前3個のネジ位置が微妙に広がっているのがわかりますか??
↑出来上がり画像。臀部がやや沈み込み、ズレにくい安定したシートになりました。
では・・・この原理を応用して、次回は「シート整備法・パート2」を特集いたします。(^-^)/~~
(介護型リハビリ研究所)