グリップ修理
〜ブレーキの握り部分が壊れたら〜
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過去に「
食べられた車いす
」の特集でも取り上げましたが、
ブレーキの握り部分がゴムでつくられているタイプは、様々な理由で傷みが来ます。
外れてしまうと金属が剥き出しになることになり、感触が悪くなるだけでなく、
怪我の原因になることもあるのです。
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↑古いタイプの車いすブレーキレバーですが、
ゴムが劣化してゆるゆる状態となり、終には外れることがあります。
↑そこで、自転車ハンドル用のグリップエンド(バーエンド)を用意します。
これは以前処分した車いすの介助者用握り手部分に使われていたものです。
(個人的には、車いすの介助者用ハンドルにこそ、夕方〜夜間の視認性向上に
この赤い反射材があるタイプが積極的に使われて欲しいと願っているのですが、
反射材つきタイプを採用している車いすが減ってきていることを危惧しています。)
↑それを先ほどの金具部分に「すぽっ」と差し込むだけでOK。
あっという間に修理完了です。
基本的に屋外で使われる部品なので耐久性も期待できます。
※多少緩い場合はビニールテープを金具に巻くなどしてください。
↑ぱっと見、まるで純正みたいな仕上がり。。。
↑左右ともこの状態で普通に使ってもらっています。
<NEWS> 介護型リハビリシステム2014
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所