歩行車の吟味
〜使って比べて納得してレンタルする〜
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通所に通われている方で、福祉用具をレンタルする場合に
業者に施設まで来ていただいて、専門家が立ち会って決めることがあります。
今回は歩行車です。本人の歩行状態・使用状態・環境状態、製品の状態など
総合的に判断してアドバイスし、最終的に本人が決めています。
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＜試用会＞
↑今回は２台持ってきてもらいました。
↑それぞれを実際に使ってみます。
業者、ケアマネ、リハビリ専門職が立ち会います。
＜試用＞
↑前輪がシングルキャスターのタイプ。
荷物スペースが無いぶん重心が中央にくるので、方向転換しやすく安定しています。
ただ、屋外で使うにはシングルキャスターだと、
グレーチング（側溝蓋）の溝などにはまりやすく危険だと思います。 →屋内向きです。
↑シルバーカータイプ。でも、一般のシルバーカーとは異なります。
ハンドルが両サイドにあるからです。（以前の特集はこちら）
一見、シルバーカーによく似ていますが、両サイドにハンドルがあることで
体重をしっかりとかけることができます。
重心も中央寄りになるようハンドルが立ち上がって、足元が広くなっています。
そのためバランスを保ちやすく、膝の負担も少なくてすむと思います。
↑横一文字のハンドルのみ、ついているのが一般のシルバーカー（手押し車）。
すべてレンタルの対象外となります。
直進性はよく、スピードも出ますが、横方向にバランスをくずすと転倒の危険があります。
＜結果＞
屋外に買い物に出ることがあるとのことで、後者の方を選ぶことになりました。
前輪がダブルキャスターで、荷物入れ＆腰掛けもしっかりしていること、
腰掛けからの立ち上がりが楽であること、ブレーキ操作もしやすいこと等が
決め手になりました。
●レンタルの商品は、状態の変化や不具合・気になることがあれば、
納得がいくようにすぐに対応して貰えます。機種の変更や交換も自由です。
(介護型リハビリシステム研究所)
