空気入れの挟み口

    〜プラスチックはなるべく避けたい〜


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ずいぶん前にも特集しましたが、
プラスチックを多用した道具は磨耗・変形しやすく、
施設などでの頻繁な使用状況では壊れて使えなくなることが多いようです。

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↑プラスチックの挟み口が磨耗して広がると、
空気バルブに固定ができずに、空気が漏れて補充が困難になります。




↑今回は、一気に2台分調整したいと思います。




↑別に取り付けたままでも良いのですが、現場で気をきかせて外してきてくれました。




↑ヒートガンで慎重に暖めて・・・内側に調整していきます。


  

          ↑調整前                     ↑調整後



本当に、「あっという間」ですがこれだけで現場の負担が全然ちがいます。
ここの挟みがきちんと機能していれば、1人で簡単に空気が入れられます。
故障していると2人がかりになるので、その場で誰かに助けを得られないと
空気の不足している車いすがそのまま放置される可能性があるのです。
ただでさえ、医療・介護の仕事は多忙なので、その後は忘れ去られて、
車いすを使っている利用者のリスク
が高まっていくことになります。
(※空気が不足する⇒ブレーキが効かなくなる⇒転倒事故⇒亡くなるケースがある)




↑昔からの金属製の製品です。。




↑多少錆びることもありますが、耐久性も高く扱いやすいです。
自転車屋さんで扱っていますので、交換する場合はコレをおすすめします。


          車いす整備のために、
     整備する道具も整備しましょう。





                                  (介護型リハビリシステム研究所)

〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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