その他の環境整備【161】


    杖先ゴムの劣化事例

   〜ヒビ割れを発見したら即、交換!!〜

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   杖先ゴム劣化について過去に何度か特集しています。(その1その2
   様々なケースと遭遇するのですが、時々驚いてしまう事例があります。

   杖先ゴムが劣化している状態で歩行を続けていると、思わぬ転倒事故を
   起こす確立が非常に高くなります。
   「転倒⇒骨折⇒寝たきり」コースとなりかねません。

   今回は、「2例」取り上げたいと思います。
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【今回の事例/その1】


 

↑杖先に大きな亀裂が入っています。
このままでは緩んで、いずれ「スポン!」と外れてしまうことになります。
杖先ゴムが無くなると、金属むき出しになり滑りやすくなって大変危険です。
灰色ゴムの欠点は劣化しやすいことです。なるべく黒色の杖先ゴムをおすすめします。


 

↑杖の溝もなくなってツルツル状態です。
濡れた床につくと「ツルッ!」と滑って転ぶ可能性が大です。
こうなる前に気が付いて定期交換しておく必要があるのです。



【今回の事例/その2】

    下の画像をご覧下さい。何かおかしな点はないでしょうか??

 

↑右端の杖先ゴムの先に何か「キラリ」と輝くものがあります。。。


    
σ(・_・? なんでしょう??登山用?


 

      もしや・・・( ̄▽ ̄;


                と、思って確認すると・・・

                      
うっ ( ̄□ ̄;)!! 


 

↑信じられないですが、「
完全に」突き抜けています。\(◎o◎)/!
杖先の金属面はザラザラで、しばらくこのまま歩いていたようです。


 

↑即日交換となったのは言うまでもありません。。。
        しかし、コレはすごい・・・かなり驚きました。。。





↑杖先ゴムは100円ショップでも取り扱っている所があります。
差し込む穴にサイズがありますので杖を持っていくのが無難です。。



  杖先ゴムの劣化と磨耗には注意しましょう!!

意識して定期的に杖先ゴムの状態を確認しましょう。
日課で屋外歩行をしている方は、なるべく頻繁に確認するように心がけましょう。
スペアを常備することをおすすめします。




                                  (介護型リハビリシステム研究所)


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介護型リハビリシステム研究所
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