背折れの金属疲労
〜その3:溶接編(何がなんでも使う)〜
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以前、背もたれフレームが「金属疲労」でポキンと折れて、現場に頼まれたので
無理やり針金でぐるぐる巻いて補修するという
特集
を組みました。
8月の特集だったのであれから約半年・・・、次は針金が「金属疲労」で折れました。
たかが半年、されど半年・・・もう一度、同じ作業をやるべきか、廃車にすべきか・・・
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↑やっぱり、針金補修では常にガタつく部分では限界があったようです。
介護の現場での車いすの使われ方は半端じゃありません。
もう廃車しか手はないか・・・・(ノД`)・・・・と考えていると、
スタッフが「旦那が溶接ができるからお願いしてみましょうか?」と
言ってくれました。是非にとお願いすることにしました! ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
↑折れた金属部分・・・
↑このように、ポッキリ状態です。
↑部品を何とか取り外して、ここの部分を溶接してもらうことにします。
ただ、スペース的にかなり厳しいので上手くいくかどうか・・・
数日後・・・・  ̄∇ ̄;)
↑出来上がってきました!!
かなりスペース的に狭かったことと、ジョイント部分で干渉する場所が多いことから
大変だったようです。(アルミフレームが近くにあることも難しかった要因らしいです。)
↑溶接の盛り上がり凸部分をある程度、グラインダーで落として、
取り付ける側も凹状に削って・・・・何とか取り付けられるように調整しました。
↑このように普通に可動できるようになりました!
↑背もたれシート内に、フレームとブレーキを通して・・・・。
↑しっかりと固定したらできあがりです。
このあと、いつもの主人の元へ数日振りに帰って行きました。
【感想】 やっぱり、「溶接」はいいなぁーと思いました。 (≧∇≦)/
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
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