歩行器兼用車いす
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歩行車と車いすの機能を合わせたような福祉用具が最近流行っているようです。
略して「歩行車いす」とでも言ったほうがよいのでしょうか?
ネット上では「歩行器兼用車椅子」と検索をかけると様々なタイプが出てきます。
基本構造が自走式車いすだったり、介助用車いす(殆どシルバーカー)であったり様々です。
今回は、既存の車いすに追加するタイプを紹介したいと思います。
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↑あること(いずれ紹介する予定)がきっかけで、当施設にショートでやってきた車椅子。
ずいぶん
以前に紹介
した、小回りのきく特殊な車いすかな?と思ったのですが、
大車輪の取り付け位置は通常の車いすと同じです。
・・・ですので、小回りはまったくききません。 (;^_^A
感覚的にはかなり大回り・・・
これは、前振りでも紹介しましたとおり、『歩行車になる車いす』なのです。
それでは、実際に利用者に使ってもらいましょう・・・
↑こんな感じで使うことになります。
↑これの利点は、ハンドル(押手)に体重をかけて押さえ込むことで、
前輪が浮かび上がりバランスを崩すなど、危険な状態になることを防止することにあります。
↑使わない時にはボタンを押してワンタッチで内側に折りたたむことが可能です。
↑折りたたむとタイヤ部分は浮き上がり、自走(自操)時に邪魔になることはありません。
ただし、ここで注意しなくてはならないことがあります!( ̄▽ ̄;
↑もし、この折り畳み状態であることを気が付かず、歩行器として使ってしまうと
簡単にウイリー(前輪が持ち上がる)状態となってしまいます。
これは大変危険です!!
( ̄□ ̄;)!!
理由は、この折りたたんだ金具が逆に「重し」となってしまうからです(約3.1kgあります)。
↑ネジで固定してあるだけなので、当面使う予定の無い場合は外しておいたほうが無難です。
段差の無い施設内などで使っている場合は、前輪を持ち上げる必要がないので
ヘタに折り畳んでおかないほうがよいでしょう。
↑商品名「まえだくん」。1セット1万7千円するそうです。カワムラサイクル製。
後方にかなり出っ張っているので、車いすシートに回り込んだりする場合や、
別な人が足をかけて転んでしまわないか気になります。
このような器具は別にすごく珍しいものではなくて、
もっと単純で似たようなものは以前からありました。そのうちに紹介したいと思います。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
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