電動車いすのリコール

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以前、スズキの電動車いす(セニアカー)にリコールが出ているとコラムで紹介しました。
今回は、ホンダの電動車いすにもリコールが出ているというお知らせです。
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2009年11月末、ホンダの電動車いす『モンパルML100/ML100K1/ML100K2』
という製品に不具合が見つかり、リコールを実施しています。

具体的内容は・・・
「コントロールパネル(ハンドル間のスイッチ等がある場所)内部部品の隙間に
余裕がなく、高温多湿の環境で部品が膨張した際に干渉することがあり、
走行レバー(アクセル)から手を放しても、そのレバー(アクセル)が戻りきらず、
電動車いすが停止しないおそれがある。」そうです。

つまり、止まりたくても、動き続けてしまう・・・ということです。
例えば、
道路の横断歩道で止まろうとしても動き出して道路に出てしまうとか、
ずるずる動いて歩道から道路に落ち、放り出されることもことも考えられるのです。
高温多湿だから冬場は大丈夫と思うかも知れませんが、シニアカーは屋内まで
入れますので100%安全とは言い切れません。


無償で修理してもらえるそうなので、
こちらのホームページで製品を確認し、もしも該当するようでしたら
使用をやめて早急にメーカーへ連絡し、対策部品と交換してもらってください。

<連絡先>
本田技研工業(株) お客様相談センター
フリーダイヤル:0120-112010
受付時間:AM 9:00〜12:00/PM 1:00〜5:00


●ちなみに「シニアカー」が一般的な呼び方で、「セニアカー」はスズキの商品名です。
道路交通法上は、車いすと同じ歩行者扱いで、歩道を移動しなくてはいけません。


● リコールのシステムについては以前のコラムをご参照ください。


●経済産業省のホームページが新しく見やすくなっています。
こちらの「リコール情報」というページで確認ができます。


●他メーカーの電動車いす不具合による無償修理交換(リコール)情報:
<ヤマハ電動車いす>
リチウムイオンバッテリーの不具合(発煙のおそれ)
JWX-1、JWアクティブのジョイスティックの膨潤による不具合
JWX-1、JWアクティブのホイールのナット緩みによる不具合





                  ・・・それでは、来年も宜しくお願いします。  (´▽`)ノ″


                                 (介護型リハビリシステム研究所)

〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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