ついに
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
(標準車いすの虫ゴムレス化始まる)
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ついにこの日がやってきました。
長年、訴え続けてきた車いすバルブのスーパーバルブ化・・・
メーカーがユーザー(職員・利用者)に「虫ゴムを定期的に交換して」はあまりに無責任。
メーカー側でスタンダード車イスに対しても、安価・安全なスーパーバルブを標準化して欲しい
・・・と、ホームページ上でもしつこいくらいに取り上げてきましたが、
どうやらメーカーも重い腰をあげてスーパーバルブ化をはじめたようです。
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ここのところ当施設では予算の関係で簡単には車いすを購入してもらえません。
施設内の車いすは10年以上経過した車いすが多くなってきているので、
修理困難となり廃車・部品車となるなど、じわじわと台数が減ってきています。
その上、利用者の重度化がすすみ、入所される方の殆どに車いすを用意しなくては
ならなくなってきました。そのようなわけで、車いすが慢性不足の状態なのです。
そこで事務長を説得して、今回何とか2台の購入許可をもらえました。
ネット上でDM-90というタイプを送料込み12,400で注文しました。翌々日の朝に到着。
↑届いたDM−90。以前特集したDM−80に比べてシート高が低いタイプです。
やや低めのほうが、クッションなどを入れる利用者には使い易いかと思います。
↑ですが、説明書や本体にはDM−91と表記されていました。
一見したところ全く同じに見えますが、多少モデルチェンジしたようです。
↑どうやら足元にいくつか変更があるようです。
一番大きいのが、この水色キャップです。
これは「以前、
読者から報告のあったバルブだ!」とピンときました。
空気は入っているようでしたが、早速外して中身を確認してみました。
すると・・・ 三( ゜Д゜)!
ありました!!スーパーバルブ!!!
最初から備わってくることを切望していましたが、
ついにこの日がやってきました。。。感無量です。
↑タイヤもメーカーが生産するようになったのでしょうか??
↑空気圧表記は350kpa。
↑説明書内でも350kpaと書いてあります。
↑比較的目立つような別表記までしてありました。
↑ですので、説明書通りに350kpaぴったりに注入しました。
↑ついでに虫ゴムをチェックしなかった反対側もとりあえず空気圧をみてみました。
すると、200kpaを下回る数値でした。
※目盛りは2回ほどポンピングしたあとのもの。ポンピングしないと表示されないので。
当初、届いた状態でブレーキチェックをしたところ問題なく、
乗ってみるとやや操作が重いな(タイヤがグリップしすぎだな)と感じたのですが、
両側を350kpaにしたところ、
操作は楽になりましたがブレーキがかなり硬くなりました。
ひょっとして、メーカーは350kpaといいつつ、実は200kpa程度の利用を想定した
ブレーキ最終調整をしているのでは??と疑わせる結果でした。ちょっと矛盾しています。
(あえて辛口のコメントをするのは、このメーカーにもっと頑張ってほしいからです。)
●標準化になった証(あかし)
↑説明書にきちんと「スーパーバルブ」と書いてあります。標準化された証です。
しかも場所をきちんと図示していますねー。これも大きな変化だと思います。
ところで、この説明の左側に「空気バルブのトップナットが緩んでないか確認しください。」
・・・と書いてありますが、この意味がおわかりになりますか?
次回は、この文章の意味を説明したいと思います。(説明書には説明されていないので。。)
(介護型リハビリシステム研究所)