「キャスター」整備法・パート3

      怪しいキャスター整備術

空気式キャスターの空気抜けちゃった状態」のキャスター交換という根本的整備について
は以前パート2にて紹介しました。空気式キャスターの問題点もその時書きましたが・・・・・
今回はそれでも何とか空気をいれてみよう!!という企画です。

「前輪の空気がいれられないんですー!」と泣きつかれましたので
「どれ、どれ?!」と、デジカメ片手にチェックしました。


自転車用の空気入れ。↑最近のはオール・プラスチックで、非常に軽く安価にできてます。


↑空気入れ口の拡大写真。挟むようにできているけどタイヤ側に挟む場所がないのでしたー。


↑ほいでもって、矢印()の奥がキャスターのプラスチックと干渉して、空気口と合わせられず。
うむむむむむ・・・・・こりゃ無理だ。


↑反対側キャスターは更にひどくてバルブが埋没状態・・・・どうしようもない。なんだこりゃ?!

まぁ、普通ならここで諦めてしまうところですが、離島や手元にこれしかないという方を想定して
裏技を考えました。


↑整備の基本は「作業スペースの確保」です。そのため、みーんなバラしました。
空気入れ部分もプラスチックでできていますので、マイナスドライバーで慎重に外します。
もし、「ピキツ」と割れても当方では責任とれませんので悪しからず・・・


↑はいっ!これでぴったし!!押さえる人と、空気入れる人とで協力して注入します。


↑拡大図。何とか上手いこと入りました。空気だから、いずれは自然に抜けてきますが・・・
今、自動車で宣伝しているチッソ100%ならもちっと持つかなぁ?
それにしても何て面倒なキャスターなんでしょう。  ( ̄w ̄;)


※前にも書きましたが、ガソリンスタンドで「きゅッ!」と空気入れてもらえば直ぐ済みます。


                                         (介護型リハビリ研究所)

ぴったりしっかり
 押さえます♪

    
← 実はコレ、米式バルブと
  呼ばれるもので一般の
  空気入れでは基本的に
  注入できません・・・