虫ゴム交換法・パート4
     (ヘソ出し虫ゴム発見!?)

「虫ゴムを交換してもすぐ抜けてしまうんでパンクだと思うんですけど・・・」と、
女性職員が持ってきました。
以前、「虫ゴムが無くなったのでください」とやってきたので、「よし、よし。感心、感心。」
と思って虫ゴムチューブを長いまま渡したのですが・・・、ダメだったのでしょうか??




今回こそ、「本当のパンクかな?」「パンク修理の特集でも組めるかな?」と考えながら
取り合えず、お約束の虫ゴムチェックをしてみました。。。

・・・すると、
「あっ!と、びっくり!仰天(ぎょうてん)!」
(「仰天」なんて言葉最近使わないような・・・気がしますが・・・まぁ、いいです。)




↑何でしょうか???これは??????
虫ゴムが虫からズレ落ちて「ヘソ出し」になっています。
これじゃ、意味ないんですけど・・・・・ (T_⊂)悲しい・・・・これはビキニですか?

ここで一言、言わせてください。。。


虫ゴムは、先っちょに
 はめ込むだけでは
意味がないんですっ!



その後、虫ゴムをきっちり「根元」まで差し込み、既に8時間が経過しました。
パンクなら、とっくに空気が抜けてきても良いはずですが・・・問題ありません。
・・・と、いうことはやはり「虫ゴムのはめ方」に問題があったというわけです。

・・・・・『普通、気がつくと思うんだけどなぁ〜・・・ぶつ、ブツ、ぶつ、ブツ・・・・』( ̄з ̄)

ゴムの抵抗が強くて、押し込むことができなかったのでしょうか?
「ツバでもつけて濡らさないと、スムーズに入れられない」
ことは、ちょっしたコツとして知っておくべきでしょう。
(本当はコツでも何でもないような・・・気もしますが・・・)

尚且つ、この車椅子を持ってきたときに、その職員がこう言っていました。
「ゴムキャップ(↓)が外れていたから、空気が漏れたんでしょうか?」




↑・・・・・・以前も書いたと、思いますが・・・・・・・

ゴムキャップは、
空気漏れとは
関係ありまっしぇんっ!
ρ(`O´*) 

・・・ふぅ・・・・何か、新年から疲れてしまいました。

やはり、虫ゴムとは今年も付き合っていかねばならないんですね・・・。
全国に周知させるまで奮闘努力し続けるしかないのでしょうか?
ここの施設でさえ、この状況ですから、到底無理かも・・・
・・・と、なると、残るはズバリ!「スーパーバルブ化」を急ぐしかないでしょう!



【最後に、最初の画像内コメントの「ヒビ」を検証します】

ヒビとは如何なるものか、チェックしてみました。



↑この通り、空気が抜けた状態で指で圧力を加えると、タイヤサイドに無数のヒビが
入っていました。中のメッシュまで見えています。
これは、ゴムの劣化も一因ですが、何よりも空気が抜けた状態で無理やり使い続けた
結果だといえます。
「ぎゅーっ」とつぶされた状態で長いこと酷使されていたのでしょう。かわいそうに・・・。

ただ、この状態でも空気が抜けることはありません。
屋内であれば、空気圧さえ正常に保てば普通に使うことができます。



                             (介護型リハビリシステム研究所)
ヘソ拡大図
 ←ヒビ?
←パンク?!
単なるカバーでしゅ!