ブレーキ下垂

     
   〜 部品がなければ諦める? 〜



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ブレーキが下に垂れた状態で故障して届きました。
交換用の部品を探しましたが見つかりません・・・
ブレーキの故障した車いすは使えませんので、いきなり廃車の危機となりました。

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↑長いこと現場にいる方なら、一度は見かけたことがあるかも知れないという
レアなブレーキ故障の1つです。





↑ぶら〜んと下に垂れさがってブレーキをかけることができない状態です。





↑これはベース金具に固定してある金具が外れたためです。
ネジでなく圧着固定してあるタイプなので、ブレーキそのものを交換する必要があります。
「水洗い⇒サビの発生⇒腐食⇒金具切れ」が故障の原因と考えます。





↑部品の山の中から同じブレーキを探します。。





↑やっと見つけたのですが、反対側のブレーキ1個だけでした。
反対側では向きが逆なので全く使えません。

スタッフ曰く「じゃあ、処分でいいですね。」とのこと。
「いや、いや、そう簡単に諦めちゃだめでしょう・・・」ということで、
あること(最終手段)を実行することにしました。



          ・・・その「あること」とは・・・



  「部品そのものをつくる」という作戦です。

             
 ( ̄▽ ̄)ノ″ 





↑一旦、両方のブレーキをばらします。





↑そして壊れた箇所(ベース金具)を交換して部品を組み上げました。





↑あとは手作りスペーサーで隙間を調整して取り付け、出来あがり♪





↑下垂症状は消えて元通りにきっちり使えるようになりました。


この後、利用者の元へと戻って行きました。



●「部品を組み直して使う作戦」・・・最終手段として如何でしょう??





                                   (介護型リハビリシステム研究所)




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