その他の環境整備【331】


  歩行車ブレーキ故障B

    〜反対側ブレーキも同じ症状に〜


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2か月程前に特集した歩行車ブレーキ故障の「続編」になります。
この歩行車のもう片側ブレーキも同じように壊れてしまいました。
こうなるとやはり「たまたま」ではなく、「部品そのものに問題」がありそうです。

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↑前回修理した跡が残っている歩行車に、再度「使用禁止」の張り紙が・・・。





↑反対側ブレーキが垂れ下っています。
ここのプラスチック蓋が抜けてくれば故障は同じということになります。





↑やはり抜けてきました。「ビンゴ!!」です。





↑原因となるのは小さな部品ですが、全体をバラバラにしなくてはいけません・・・。





↑原因箇所が見えています。





↑拡大画像です。やはり、この場所の「プラスックの割れ」でした。





↑なかなか元に戻せず、マイナスドライバーで隙間を広げることに。





↑何とか元の位置に。。これだけでは修理したことにはなりません。
このプラスチックがズレないように固定しなくてはならないのです。





↑再び、クリップのお世話になります。。
※このクリップにある「癖」があることを発見!最後に記載します。





↑少し余裕をもたせてクルクルとワイヤーに巻き付けます。





↑おおよそこんな感じに仕上げます。
(何度か失敗して、これが4本目のクリップ加工になりました。)





↑元の位置に戻します。





↑ワイヤーに余裕を与えるには、ここのワイヤーを外す必要があります。





↑戻すのにかなり苦労しましたが、何とかなりました。
(手元ブレーキのネジを固定する前に戻した方が良いと思います。)





↑完成しました。キラッと輝く金属は復活の証!





↑何とか修理できた歩行車と、念のため購入した別の歩行車
ネットで1万円ちょっとだったので、下手に修理するより購入をオススメします。



<おまけ:クリップとの相性>





↑今回失敗したクリップ(3本)。
実はクリップも「加工し易い比較的柔らかいクリップ」と、
「少し加工しようとしただけで簡単に折れる硬めのクリップ」があります。
前者のクリップを使わないと何度も失敗することになります。






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