強度のないブレーキ

　　　　　〜 プラスチックブレーキにはご用心 〜


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昔、非常に弱いプラスチックブレーキに泣かされた時代がありました。
当施設は既に駆逐完了しましたが、まだ残っている施設・病院も多いかと思います。

・・・と、一安心していたところに似たようなプラスチックブレーキが現れました。

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↑既に取り外されたブレーキです。
黒色のブラチックをベースにつくられています。何やら嫌な予感・・・。





↑よく見ると本体に固定するためのネジが、根元から抜け出ていました。
これでは車いす本体に固定することができません。





↑プラスチックに埋め込まれていたものが、ネジ込む力に負けて引き抜けたようです。





↑出てきたのはこの○部分のネジになります。





↑ダメ元でボンドで埋め戻す作戦を行ってみましたが、やはり無駄でした。。





↑調べると他のネジも抜け出てきているのがありました。





↑矢印部分にヒビ割れが生じて抜け出てきています。


このようなブレーキ不良の車いすは中途半端な整備のまま使用していると、
「非常にリスク大」であるため、今回で「処分」することにしました。




●プラスチックブレーキを使用した車いす購入は避けましょう。
　　　もし、今あるようでしたら調整時に無理に締め付けないようにしましょう。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(介護型リハビリシステム研究所)