車いす部品の再活用　

　　　　　 　　〜 シート再活用の事例 〜


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前回、車いすの保管パーツ見直しと処分について特集を組みました。
今回は、「ただ処分するだけでなく再活用することも可能」という特集になります。
処分の前にちょっとだけ環境整備に生かすことを考えてみては如何でしょうか？

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↑「ごみ箱直行」となっていたシートです。
この車いす背もたれ用シート１枚を使ってみたいと思います。






↑入所ホールに以前から置いてある、職員が食事介助時に使う椅子です。
ボロボロで早く捨てるか買いかえればればいいのに・・・・と思っていましたが、
そうしないのは、きっと何か深〜い訳があるのでしょう。。





↑何というか・・・裂け目が半端ではありません。見てて悲しくなります。
毎日使ったり、見たりしていると何とも思わなくなるのかも知れません。





↑椅子を反対にして座面を固定しているネジを取り外します。





↑椅子の天板が外れて、裏返すと板が現れます。
椅子のシート生地はここに専用釘で張り付けてあるのです。





↑車いすシートにサイズがぴったり！　これなら問題なく使えそうです。





↑車いすシートは少々厚すぎるので、縫い目を裂いて広げます。





↑広げると２枚分取れるくらいのサイズになりました。





↑天板より広めに丸くカットして折り返し、タッカーで打ち込みます。
※弱めのタッカーだと天板に負けてきちんと打ち込むことができません。





↑２脚分完成！！！
見た目はイマチイチですが、捨てるはずの車いすシートを再活用できました。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(介護型リハビリシステム研究所)