伸びたタイヤ
〜 はみ出る
チューブ
〜
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基本的に車いす整備はスタッフに任せて指導しているのですが、
ある日「車いすのタイヤが脱腸状態なんです。見て下さい。」と持ってきました。
「車いすが脱腸???」よく分からないので、とりあえず見てみました。
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↑タイヤからチューブがはみ出ています。
↑確かに・・・脱腸というかヘルニア状態というか・・・。
↑この後、2度程きちんとタイヤ内にチューブを収めて
空気を入れて見ましたが、結果は同じでした。
詳しく観察するとタイヤそのものが、ゴムが伸びたように広がっている感じです。
よくよく話を聞くと、大きいサイズのチューブを入れて、少なくとも1ヶ月以上
そのまま放置していたそうです。
ある日この状態に気付いて、チューブを指定サイズに戻したそうですが、
状態は変わらないため困って相談に来たようです。
↑伸びて広がり変形してしまったタイヤは処分となりました。
代わりに同じサイズの別のタイヤを装着すると問題なく復活しました。
↑タイヤのサイズ(インチ)は空気を入れるバルブ近くに刻印してあります。
●タイヤ・チューブ交換時は必ずサイズ適合を確認しましょう。
(介護型リハビリシステム研究所)
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