ブレーキバネ修理
〜切れたバネを復活できるか?〜
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部品入手が困難となれば、「処分一直線」という運命を背負った特殊車いす。
でも・・・ちょっとした工夫でその寿命を延ばすことも可能なのです。
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↑ 介助用のリクライニング車いすです。
それ程、ガタもきていないことと、リクライニングタイプは希少なのでもう少し
現場で頑張って欲しいのですが・・・・
「ブレーキが壊れました。処分でしょうか?」と運ばれてきました。
↑背もたれ下に介助者が足でブレーキをかけたり外したりできるブレーキが
ついているタイプです。
ブレーキには動作補助用の「バネ」が2本ついているのですが・・・
↑片方が外れていました。
↑よく見ると金属棒にかけてあったバネが途中で切れていました。
原因は金属疲労か腐食か・・・それともその両方か・・・・
大手のホームセンターに出向けば、入手できるかも知れませんが、
「早く・安く」ということで、何とかこのまま修理しようということになりました。。
↑切れていない側はネジ止めだったのでドライバーで外しました。
↑取り外した材料はこれだけです。
↑切れた側の先部分をラジオペンチで曲げます。
↑ネジが通る程度の輪をつくることができました。
↑元々、ネジのついていた部分はこのように処理して金属棒に取りつけます。
↑輪に曲げて加工した部分は、ネジでしっかり押さえて固定します。
↑問題なく使えるようになりました。
この後、各所に注油して現場に戻りました。
3ヶ月は問題なく使えていますが、何かありましたら報告したいと思います。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所