キャスターの互換性
〜異なるようでも互換性あり〜
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「前輪辺りがカタカタするので見てもらえますか?」と届いた車いす。
可動部に注油しても異音現象に変化はありません。
観察すると、キャスター外周のゴムが割れていて、回転時にその部分が床に接地
した瞬間に音が出ることがわかりました。
キャスターゴムに亀裂がある状態で使用を続けるのは無理がありますので、
予備の部品と交換しようとしましたが、その時にちょっとした問題が起こりました。
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↑ 前輪キャスターを外した状態。
↑画像ではわかりにくいですが、この部分に横断した亀裂が入っています。
ゴムそのものも全体的につぶれている状態でした。
径の合うキャスターに交換するよう、スタッフに任せましたら・・・・
ダメです!ベアリングが全く違って合いません!!
(゜д゜)ノ
・・・・と、報告を受けました。
↑左右で中心の部分が全く異なっているキャスター。。
この他に予備キャスターはありません。
↑拡大するとこんな感じです。穴の大きさが全然違います。
↑差し込むボルトもサイズが異なります。
こうなると、もうお手上げでしょうか???
┐('〜`;)┌
・・・・ということは、このまま「部品車」コース???
(ノД`)
でも、この部分に異なるベアリングを使った車いすは見たことがありません。
(; ・`д・´)
・・・・・・・ということは、
同じベアリング
??なのかも???
↑やはりそうです。小径のリングが取り付けてあるだけでした。
これを取り外すと・・・・
↑何と言うことでしょう! ぴったりです♪
この後、左右共に交換して利用者の元へ帰って行きました。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
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