ブレーキ歪み修正

　　　　　〜根元から歪んだブレーキ修理〜


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　　　　「修理」という程のものでもないと思いますが、スタッフから依頼されて
　　　　修正したというケースなので、とりあえず紹介いたします・・・。

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↑今回運ばれてきた車いす。
ブレーキのかけ忘れがないようにラップの芯を目立つようにして取り付けています。
そのブレーキの片側が「ぐにっ・・・」と外側に向いています。




↑ここまで外側に広がったことで、狭い場所も通れずに困っているそうです。

ラップの芯でブレーキを延長すると、軽い力で操作できるメリットもあるのですが、
無理に捻ると簡単に歪むというデメリットもあるのです。





↑ラップを外すと案の定ブレーキの根元が完全に歪んでいました。





↑ここの金具部分は本当は真直ぐですが、カーブ状に変形しています。





↑上から見るとこんな感じです。

無理やり強引に戻すという手もありますが、ブレーキの他部分が変に歪んだり、
波打ってしまう可能性があります。　最悪、壊れてしまいます。

　　　　　　　　　　　　　　　(￣▽￣)ノ″

　　　　　　そこで・・・・、あくまで自己責任の裏ワザですが・・・





↑工具箱の中にあった、この金具を使いたいと思います。





↑この金具をブレーキとフレームの隙間に差し込んで・・・・





↑矢印方向に「ぐい、ぐい〜っ・・・！」とゆっくり、じんわり力を加えていきます。





↑これだけで綺麗に修正できました。
後は、ネジなどを調整してブレーキがガタつきなくスムーズに動くようにして終了！





↑この後、無事に利用者の元に帰って行きました。


⇒　しかし、この３日後・・・ガッカリの結果が・・・　(ノД`)

　　次回！対策編！！　(（; ・`д・´）)    何とかせんと！




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(介護型リハビリシステム研究所)