臀部の圧力を見る
〜車いすクッションと圧分布測定装置〜
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今回、某業者さんが車いすクッションデモのついでに臀部の圧力をパソコンで見れる
装置を持ってきてくれました。
いわゆる「ケツ圧計(?)」ですが、大変興味深かったのでレポートしたいと思います。
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↑車いす特集も長いことやっているとこんな機会に恵まれるんですねー。
測定装置はノートパソコンとペラッとしたセンサー、それにUSBケーブルだけ。
↑SRソフトビジョン(数値版)と書いてあります。柔らかくてソフトです。
↑車いすの座面に敷いて・・・・
↑USBを介してノートパソコンでモニターします。
↑施設備品の安いクッションの上に置いて計測・・・・。
クッションがあるのに座骨結節だけで座っているかのような画面になりました・・・。(;^_^A
↑そこで、このクッションを外すとどうなるかを測定してみました。
座骨結節の突起部分が赤くなり、数値を振り切っています。
( ̄□ ̄;)
左右のアンバランスも一目瞭然です。
これではクッションがないと臀部が痛くなるはずです。
↑業者さんの持ってきた厚めのクッションです。全体に圧が拡がりました。
↑次は「ロホ」の出番です。空気を注入して圧力を整えると・・・。
う〜ん、やっぱり違いますねー。やっぱり空気セルには敵わないですねぇ。。。
●モニター画像はパソコンで記録しておくことができます。
↑知る人ぞ知る、「ロホクッション」。以前はかなり高価でしたが、今は5万円を切っています。
ただ、タイヤやボールと同じで空気が徐々に抜けてきます。少なくとも半年に一回は補充する
必要がありますし、外気圧や温度によっても圧力が変化することがあります。
↑パンクすることもあります。自転車と同じようにゴムパッチを貼るか、擦り切れた場合は
セルを切って張り替えることもあります。それなりに手間がかかる商品なのです。
●測定器ですが、ネットで検索すると出てきます。
SRソフトビジョン
数値が出てくるタイプが定価で約30万円、色だけだと10万円。安くなりましたねー。※
ノートパソコンには画像を残すことができます。
個人的には色だけのでいいので「欲しい!!!(≧∇≦)/ 」と思いました。
立位・座位保持訓練とか、評価とか、色んなことに使えそうです。
(※ここだけの話、1〜2割の値引幅がありそうなので興味ある方は交渉してみましょう。)
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所