車いすの新旧交代
〜背もたれ折りたたみ式車いす〜
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毎日、医療・介護現場で黙々と働き続けている車いす。
この車いすの功績は大変大きく、日頃から感謝して整備・管理していますが、
永遠に働き続けてもらうわけもいかず、どこかで引退していただくことになります。
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↑背もたれの背折れ部分が、ポッキリと折れて届けられた車いす。。
↑折れた部分です。別な車いすでは溶接したこともありますが・・・。
さすがに今回は全体に傷みが進んでいるので処分'(部品取り)にしたいと思います。
↑赤さび腐食+金属疲労のダメージが同時に進行した結果と思われます。
これらの症状は「ここだけではない」と判断した方が良さそうです。
今までよく頑張ってくれました。
↑時を同じくして手元に届いた新車です。
↑現場の要望で、足こぎのしやすいて低床タイプ、AR211Bを選択しました。
低床タイプはいつも購入しているタイプに比べて2台以上のコストがかかりますが、
何とか予算を頂いて購入することができました。
↑アルミ製で軽量です。シート柄もお洒落。
↑低床タイプですが、クロスフレームも太く立体型でしっかりとした構造です。
↑施設で使う分には背折れ構造は不要ですが、はじめから付いているので仕方ありません。
新型は古いタイプに比べて、ガタつきもなく安定した丈夫な構造になっています。
見た目ですが材質も異なるようですし、多少期待しても良さそうです。
新車が今日届くことを知っていて、頑張っていた(かのような)車いす交代劇に感じました。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所