肘かけ補修
〜アームレストが悲惨な状態に〜
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Miki製のソリッドタイヤ車いすが安かったので、一時期継続的に購入しました。
ソリッドタイヤはノーパンクで空気管理が不要なので、これ幸いと増やしたのですが・・・
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↑今回運ばれてきた車いす。一見、何ともなさそうですが・・・。
↑左の肘かけ部分が「ぽろっ」と外れてしまいました。
↑ビニールカバーと、その下にあるスポンジが完全に外れてしまっています。
↑ビニールカバーは、この黒い台座の周囲にある溝に埋まっていたようです。
かなり狭いので簡単に戻せそうにはありません。
中途半端に差し込んでも、スポンジの弾力で簡単に外れてしまいます・・・。
↑そうかといって、プラスチック剥き出しのままでは硬くて不快です。
何とかしなくてはいけません・・・・・・・・。
↑そこでボンド(ゴム系溶剤形接着剤※)の出番です。
↑肘かけ台の周囲にむらなく塗って、ある程度乾くのを待ちます。。
↑その上にスポンジを乗せて・・・・・
ケーキづくりみたい
・・・・・
↑シートの端を少しずつ押し込んでいきます。
押し込むものは先端が尖っていてシートにダメージを与えないものがよいと思います。
ここでは、割り箸の先端を削ったものを使っています。
↑ボンドが固まるまでテープなどで押さえておきます。
↑翌日、テープを剥がした状態。
何とか上手いこと補修することができました。
↑そして、無事に現場へと復帰していきました。
※ボンドというと「木工用ボンド」を連想する方がいますが、それではすぐに剥がれます。
できれば、「硬質プラスチック・ゴム」などに使える「G17ボンド」をおすすめします。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所