チルト式車いす・その2
〜別なメーカーのタイプ〜
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車いすに座った状態から横になれる車いすをリクライニングタイプと呼びます。
貧血(起立性低血圧)など、不安定な状態である場合、すぐに横になれるのが強みです。
前回に引き続き別なメーカーのタイプを紹介したいと思います。
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↑通販で購入したチルト式車いす。前回はM社製でしたが、今回はK社製(KPF16)。
↑通販ですのでフットレスト(フットサポート)の固定、空気圧調整、ブレーキ調整など、
説明書を元に初期整備をきちんと行わなくてはなりません。
↑背もたれを上げて足乗せを下げた状態です。
↑足乗せだけを上げた(エレベーティング)状態。
↑背もたれを倒して、足乗せを上げました。これが最大に寝かした状態です。
↑背もたれシートは細かく張り具合を調整できるようになっています。
↑肘のせは1箇所の留め具を外せば簡単に上下に動かせます。。
↑問題はこのブレーキ。左右に2つずつレバーがついています。
↑介助者用ブレーキと、リクライニング用レバーが同じ位置にあるのです。
説明シールはついていますが、いずれ剥がれるでしょうし、
多忙な介護現場で多くの車いすを使っているスタッフが間違うことはよくあることでしょう。
このような複雑なレバー構造のリクライニング車いすは、他のメーカーでも存在します。
いくら注意喚起しても間違ってしまうようなので、なるべく購入は避けるべきと考えます。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所