その他の環境整備【167】
キャスター付、歩行器
〜後輪ダブルキャスタータイプ〜
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以前
も歩行器について取り上げましたが、
今回もちょっとだけ、キャスター付の歩行器について取り上げたいと思います。、
屋内で使うには小回りも効いて使い易い歩行器です。。
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↑今回紹介するのはこのタイプ。
キャスター(タイヤ)がついているので歩行車とよぶこともあります。
↑前輪の画像です。
シングルキャスターを採用して方向転換しやすい形状につくられています。
↑後輪です。歩行器としては比較的珍しいダブルキャスターを採用しています。
方向転換しない固定型ですが、直進安定性を考えるとコレで良いと思います。
ダブルキャスターの一番の良さは「溝にはまりにくい」ことです。
歩行途中や方向転換時に溝にはまると、バランスを崩して
転倒事故を起こす可能性が高まります。
健常者なら多少バランスが崩れても体制を整えることは容易にできますが、
足腰が弱っているとそうはいきません。
骨も弱っていると、「転倒→骨折→入院」というコースをとることもあるのです。
ダブルキャスターはそうしたリスクを減らす役割があります。
また、このタイプは不安定な動作となりやすい、立ち上がり・腰掛け時に
便利な機能が備わっています。↓
↑通常の状態です。歩行時もこのようになっています。
そこへ、上から押さえつける(体重をかける)とキャスターが沈み込んで、
杖先ゴムみたいなゴムが床に接地して歩行器が動き出すのを防ぐのです。
使い方にはややコツも必要ですが便利な機能だと思います。
歩行器にはこのようなタイプもあるという紹介でした。。。(;´д`)ゞ
(介護型リハビリシステム研究所)
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