車いすメンテナンスマニュアル
〜メーカーのマニュアル紹介〜
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このホームページを立ちあげた頃、車いす取扱説明書はそれはひどいものでしたが、
最近では徐々にメーカーの意識が変わりつつあるようで、だいぶ具体的に見やすく
なってきています。
・・・ですが、まだ「誰に見せたいのかよくわからない」取扱説明書があるのも事実です。
全ての福祉用具メーカーには、
より大きく、具体的に、専門用語は極力使わず、誰でも
直ぐ理解できるやさしい取扱説明書を、エンドユーザーに向けて提供してもらいたいと
願っています。
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<車いす点検マニュアル/車椅子整備マニュアル/車イスメンテナンスマニアル/チェックリスト>
近年、心あるメーカーは取扱説明書とは別に、より具体的な「メンテナンス・マニュアル」を
ホームページ上で公開しています。
このホームページを見ている方は、ネットにつながっている環境をお持ちなのですから、
今現在「整備」をしている方や、これから勉強しようとする方は、プリントアウトして教科書
代わりに手元に置くことをおすすめします。
ただし、メーカー側としては、素人が中途半端な整備をして逆に事故につながると困るので
あくまで、「販売店・レンタル事業者向け」としています。
交換作業及び調整に関する作業は、 販売店やメーカーへの依頼が原則となっています。
(・・・とは言っても使う側としては今すぐに何とかしたいわけで、悠長に構えてられません。
逆に依頼する間、放っておいたり、使い続けてしまい、危険に繋がることも考えられます。
日常的に使っているような現場は、時間もお金も体力も注意力も限界であることも。。。)
私自身、今まで組んだ特集の内容をまとめようか・・・と「チラッ」と考えたこともありましたが、
既に相当数の特集があり、常に進行中ですので、今後「特別な依頼」等がない限り
重い腰は上がらないと思います。
・・・ですので、具体的な「整備マニュアル」の欲しい方は下記サイトをご参照ください。
なるべくならカラー印刷による保管をおすすめします。
これらマニュアルは、ある程度の整備技術がある方でないと、
事故につながる可能性があります。ご注意ください。
当ホームページはそれらを一切関知しませんので、自己責任でお願い致します。
<2019年7月現在、見つけた具体的マニュアル紹介サイト>
●松永製作所(メンテナンスマニュアル)[PDF]
http://www.matsunaga-w.co.jp/catalogue/pdf/maintenance070926.pdf
●株式会社ミキ(サービスマニュアル)[PDF]
http://www.kurumaisu-miki.co.jp/after/servicemanual.html
※説明書内に「締め付けトルク」というのがありますが、これはネジを締め付ける力
という意味です。締め付け力が弱いと緩みやすく、逆に力いっぱい締めてしまうと
ネジ山が壊れて(つぶれて)固定できなくなることがあります。
トルクレンチという工具を使えば容易ですが、多くの方は経験で行っています。
小さなネジほど弱くて壊れ易い(なめやすい)ので、注意が必要です。
特に大きな工具で小さなブレーキネジなどを調整する場合は注意しましょう。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所