側溝は速攻整備を!
〜まずは足元の整備から〜
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2011年最初の特集となりました。
新年最初の特集として、「側溝」について取り上げたいと思います。
普段、健康な人にとって何も意識することのない側溝ですが、
整備状況によってはケガの原因となることもあります。
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最近は、道路わきに雨水などを流す側溝に蓋が設置されていて当たり前です。
もし蓋がないようでしたら、それだけで大変危険な状態ですが、
蓋が置いてあったとしても危険な場合があるのです。
↑某役所の近くにあった公共施設、右手は福祉施設です。
建物はきれいで立派だなーと思っていたのですが、足元を見て驚きました。
( ̄□ ̄;)!!
大きな穴とも言える隙間が開いていたのです。
↑側溝と側溝のつながり部分ですが、片側だけでも大きめなのに
お互い向かい合っている部分が何箇所かありました。
↑写真だけではイマイチ大きさが伝えられないと思ったので、
ティッシュ箱を置いてみました。15×5cmくらいの大穴です。
小さな子供の足ならすっぽり納まりますし、杖先だって入れるには十分すぎます。
↑図々しくも、目の前の福祉施設にお願いして、そこの車いすをお借りして、
隙間部分にキャスターが入るか試してみました。(ご協力有難うございました)
↑片側だけの隙間でもすっぽり入り込みます。
シングルキャスターのシルバーカーや、ベビーカー、台車でも同様の可能性があります。
↑ダブルの大きい穴の方は、このように更にすっぽりと納まります。
このような大きい穴が人が往来する場所に設置してあるのは大変危険です。
車いすを貸してくださった施設の方も改めて気づかれた様子で、
「安全な蓋とはどのようなものでしょう?」と質問を受けました。
基本的には公共事業を請け負った業者が専門ですので業者と相談していただければ
良いかと思いますが、当ホームページではそれなりの「答え」を用意する方針ですので、
あちこちで撮影して来た現場の画像を紹介したいと思います。
行く先々で地面ばかり撮影する姿は、相当に変な人に見えたと思います。。。
↑道路脇(公道)でみつけた側溝蓋。中央に細い隙間があります。
↑目の細かい金網。これも公道の端に設置されていたもの。
↑某、大手ショッピングセンターへの駐車場から入り口へのアプローチ部分。
↑駐車場側を望んで低位置から撮影。かなり怪しい格好で・・・。
↑このような構造をしています。なんて心配りのある蓋なのでしょう!!!!
思わず、蓋に感動してしまいました。さすが「イ●ン・ショッピングセンター!!」
↑別タイプの細かい金網様のもの。一つ一つのセルが小さくできています。
↑横断歩道アプローチにあった金網タイプ。かなり細かいものです。
↑某、道の駅の駐車場内にあった蓋。
小石が挟まっていますが、目の細かい証拠です。この位の配慮がほしいですね。
↑成田山参道周辺はこのようなものが使われていました。
お正月で行かれる方はチェックしてみてください。
このように、ちょっと外を探して見ると色んなタイプの側溝蓋があるのです。
普段、なにげなく歩いて無意識に通過している側溝蓋ですが、
足元をすくわれないようしっかりと整備していく必要があります。
公共の場所、高齢者や子供が集まる場所なら尚更です。
新年ですので、いつもより多くの画像でお送りしました。( ̄▽ ̄)ノ″
今年も宜しくお願い致します。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
2011年 新年特集号