その他の環境整備【142】
ゴムの劣化実験
〜ボロボロになったエクササイズバンド〜
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筋力トレーニング指導でよく使う(紹介する)訓練用ゴムバンドがあります。
セラバンドという製品を医療現場ではよく使用していますが、
似たような商品を100円ショップでも取り扱うようになり大変重宝しています。
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100円ショップで販売している製品名には「エクササイズバンド」と書いてあります。
形状はチューブ状のものとシート状のものがあるようです。
ゴムの弾力も「強-中度-弱」と色によって差がでるようにしてあります。
価格は60cmで100円、120cmで200円とかなり安価です。
医療製品に比べて8分の1位の価格で買えるのでお得感があります。
※小さめのお店など、お店によっては置いていないこともあるようです。
↑個人的には「強・120cm」が色々とアレンジできるのでオススメ。
このバンドを足の背屈訓練(つま先上げ)に使うために、器具に固定していました。
↑こんな感じで・・・(画像修整で元の状態をイメージ描画しています)。
この状態でゴムを張ったまま、約半年〜1年位放っておいたら・・・・
ある日、気が付いたらボロボロの状態になっていたのです。↓
( ̄□ ̄;)!!
↑ボロボロになったゴムバンド。見るも無残・・・。 (ノД`)
↑もともと薄いですし、安価だから仕方ないといえばそれまでですが・・・。
↑いっしょに購入して、ケースに入れていたバンドは新品同様です。
以前、車いすのタイヤや、杖先ゴムの劣化で特集を組んだことがありますが、
湿度が高くて、オゾン濃度が高いと、ゴム製品は「オゾンクラック」という亀裂を
おこしやすくなります。なおかつ、ゴム製品は引っ張る力に対して垂直方向に
亀裂が入っていくのです。
このことを図らずも実験したようなかたちになりました。。。
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ゴム製品を長持ちさせるには、
密閉して張力のかからない状態にしておくこと
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このことが大切です。
ただ、ゴムを使うということは張力を利用するわけで劣化は仕方ありません。
定期的にチェックして交換することが大切です。
※
簡易離床センサー
のゴムも定期的に交換しましょう!!!
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所