電動車いす

      〜シニアカーとよばれるもの〜



確か平成5年前後頃だったと思いますが、●●さんがシニアカーを購入しました。
当時セールスマンに「県内で一番乗り」と言われたと自慢していました。

最初見たイメージとしてはゴルフ場の電動カート。
小さいですが「高速」モードにすると早足でもついていくのが大変なんです。
バック(後退)もできるようにつくられています。

反射板とかが見当たらなかったので、反射シールを買ってきてあちこち貼り付けました。

ある日道路の端を走っていたら、脇見をしたのか田んぼに落ちたことがあったそうです。
大きなケガはありませんでしたが、数人の親切な方に助けてもらい命拾いしたと感謝していました。

シニアカー(電動カート・電動車いす)は当初、3輪が主流でしたが
最近は4輪がメインになっているようです。おそらく安定性を確保するためでしょう。
3輪だと下り坂で急にハンドルを切ると転ぶ可能性があると思います(昔のオート3輪みたいに)。

道路交通法では歩行車扱いなので、基本的に右側通行で歩道を走ります。
病院やお店などにも入っていけます(場所によってはダメなところもあるようです)。

価格は新品で20〜40万円位。中古だとこの半額くらいであります。

介護保険で要介護認定されていればレンタル料は1割負担で済みますので
月額2000円前後で借りることができます。

使用状況にもよりますが、バッテリーは3年位で交換になります。
1個2〜4万円の充放電に耐えられる特殊なバッテリーを2個使っていますので、
工賃など考えるとレンタルの方が安心かと思います。
出かけたら戻ってくるだけのバッテリー容量がないと安心して外出もできません。
連続走行は平坦路で20〜30km位(車種やバッテリー性能により異なります)。




↑外では視認性を高めるために旗を立てたり、LEDを点滅させるなどしたほうが安全と思います。
歩道走行は溝や段差・障害物などがあるので十分に気をつけましょう。




↑これはスズキのセニアカー。シニアカー=セニアカーというイメージがあります。


【リコール情報】
よく使われているスズキのセニアカーですが、
タイプによっては「リコール」が出ていますので、心当たりのある方はすぐに確認してください。

【安全性についてのレポート】
当方とリンクしているふくしチャンネルで紹介しています。




                                   (介護型リハビリシステム研究所)

〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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