ブレーキの破損と交換
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ブレーキ整備法の特集もパート16となりました(番号を見落としているかも知れません)。
かなり長くなってきているので、過去にさかのぼって管理するのも大変です。
そろそろ、「パート●●」という書き方はやめたいなぁ・・・とも、思っています。
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ある日、「ブレーキが外れてしまいましたぁー・・・」と介護職が車椅子を届けにきました。
↑確かに、ブレーキが綺麗に外れています。これでは全く使えません。
↑このように根元からすっぽり抜けている状態です。
実は、このタイプのブレーキに時々起こる故障で、過去何度か見たことがあります。
こうなると通常は新品に交換しなくてはいけませんので、
業者にお願いすると何千円も部品代・交換費用がかかります。
↑反対側の正常なブレーキ。
ネジ止めではないので外れると溶接でもしない限り、それまでです。
↑本来、左のようになっている部分が、右のように完全に抜けてしまったという故障。
↑新品部品を購入する余裕はないので、いつものように中古パーツを流用します。
↑ブレーキ丸ごと交換ですが、中古パーツがあればアッという間にできます。
↑ブレーキがきちんと効く場所を確認しつつ、ネジを締めていきます。
↑裏側のネジは共回りを防ぐため、押さえておく必要があります。
↑はいっ!完成しました。
この後、すぐに現場の利用者のもとに戻ってもらいました。
(介護型リハビリシステム研究所)