<危惧なる器具>

   
危険な杖先ゴム(前編)
 

かなり以前に取り上げた「危険な杖先ゴム」・・・。
もう無くなったかな?と安心していたのですが、最近また見かけることがあったので
前編・後編と2回に分けて特集を組みたいと思います。


今回、特別養護老人ホームのデイサービス新規利用者の評価をしていて
久々に怪しい「杖と杖先」に対面することになりました。




↑忘れた頃に出てきます。いまだ製造・販売しているのでしょうか??
実はこの杖・・・かなりすごい部類に入る杖だったのです。




↑これが杖先の状態です。
本来、ここには杖先ゴムの「ゴム」があるはずなのに、
ツルツルの金属プレートが張り付いているだけです。
既にゴムは剥がれてしまい、どこかに行ってしまったのでしょう。




↑接地面にはサビもきています。この状態でどのくらい歩行したのでしょうか?
もともと、この杖先ゴムは「斜め突き」に対応するように作られています。
ですが、「斜め突き」はここの面が「しっかりグリップ」してこそ可能なのです。
「斜め突き=ズレの力」ですから、ここのゴムは特に丈夫でなくてはならないはずです。
このような状態になる杖先ゴムを平気で販売していること自体が信じられません。




↑握りの部分には「単5型電池」が4本入るようになっています。
今流行の「夜間ピカピカ」の装備だと思いますが、既に腐食し使えなくなっていました。

更に悪いことに、杖支柱と握りの接合部分が割れて簡単に抜ける(?!)状態に
なっていたのです。
使用者は抜け落ちないよう透明ビニールテープで貼って、無理やり固定して使っていましたが
いつ歩行中に抜け落ちるかと考えるとゾッとします。

ピカピカ装備はこの際どうでもいいので、まずは「丈夫で安全な杖」を製造・販売して
もらいたいと思います。

思うに、この杖は
「危険度ワーストワンです。

直ぐに使用を中止して、大変申し訳ないですが、新しい杖を購入してもらうよう手配しました。
(忘れて使ってしまう可能性があるので、確実に処分してもらうようにもお願いしました。)



       ※次回は、どうしてここが簡単に剥がれてしまうのか?
            原因を含めて考察してみたいと思います。





                                     (介護型リハビリシステム研究所)

〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
理学療法士,介護,医療,リハビリ,
システム,通所,ソフト,開発,車椅子,整備,修理,機器,製作,独自,作成,PT,研究,紹介,指導,介護老人保健施設,老健,介護保険,中間施設,環境整備,車イス,メンテナンス,メインテナンス,アイディア,論文,学会発表,大会発表,ケア,ケアプラン,
リハビリテーション実施計画書,個別リハビリ,パソコン,工夫,リスクマネージメント,安全対策,やり方,方法,ヒント,具体策,キャスター,大車輪,フレーム,シート,虫ゴム,チューブ,ハンドリング,ブレーキ,フットレスト,アームレスト,Wheelchair,