フットレストの脱落
   (パーツストックで速攻整備!!)


フットレスト脱落のケースです。

フットレストは調整後にネジをきちんと締めておかないと、徐々にずり落ちてきて
段差などに引っかかり大変危険です。
フットレストと床との空間は5cm以上とか、7cm以上とか・・・メーカー(説明書)によって
多少のバラつきはありますが、少なくとも5cm以上は確保されていることが必要です。

おかしいな?変だな?と思ったり感じたりしたら、直ぐに点検・整備を受けることが
大切です。直ぐに対応できない場合は、無理に使わず代車を用意しましょう。




↑今回、連れてこられた車椅子。
右のフットレスト(フットプレート・足台)が外れています。




↑外れた(外された?)フットレストはビニールに入れられていました。
このフットレストを元に戻して欲しいということなのですが・・・




↑固定するためのネジがありません。。。
完全に紛失してしまったようなのです。




↑そんな時に役に立つのは、廃車にした車いすから外しておいたパーツです。
ゴソゴソと合いそうなネジを探します。




↑見つかりました!このネジがぴったりです!!




↑早速、利用者の体に合った高さにしてきちんと取り付けます。
このタイプは横からねじ込んで固定・調整する、比較的珍しいタイプのフットレストです。




↑あっという間に整備完了です。直ぐに現場へと帰って行きました。



【まとめ】
小さなネジでも廃車する場合、保管しておくことをおすすめします。
部品の管理をきちんとしておくと、速やかな対応が可能になります。
「速やかな対応」は「安全・安心なサービス提供」へとつながります。







                                 (介護型リハビリシステム研究所)

〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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