危険な車椅子
     パート3・ブレーキ構造編

世の中には、よく検証もされずに商品化されたんじゃないか?と思わせるような、
呆れた商品があります。特に医療機器の中にはそういったものも多いようです。
ここでは車椅子について、私が個人的にこれは危険だ!と考えたものを取り上げ
ています。

今回は第3回目です・・・・・
これは約5年位前から数年間出回ったタイプのブレーキです。
新車で購入しても、比較的早い時期にこのような症状に陥りました。。。
かなり、ピンポイント的なお話になりますので、画像をよく見てくださいね。
まず、この2枚を見て下さい。↓何か変だと思いませんか??

  
           右側↑                     左側↑

・・・・・ちょっと、わかり辛いようでしたら、決定的一枚をお見せします。


そーです!!ブレーキの柄がタイヤに食い込んでいるのです!すっごいでしょ?!
これはブレーキをかけた状態なのです。ブレーキに強力なバネがついているので
ブレーキをかける度に柄が「バン!!」とタイヤに叩きつけられるというわけです。
当然、その度にブレーキに指を挟む危険があるわけです。  実際、痛いです。

←スポンジを挟むと完全に潰れました。

●では・・・なぜ、このようになったのでしょう(?o?)

研究所は調査を開始しました。そしてある事実を発見したのです!!

  

スポンジを挟んだ画像の部分を前方下側からクローズアップしたのが
この画像です。左がブレーキ解除時・右がかけた状態。何か気づきませんか?
矢印()部分に折れたような跡があります。矢印()部分がここを越えることで、
ブレーキの柄がタイヤに干渉してしまうようです。



これがストッパー(押さえ)となる本来の金具がついた状態の正常なブレーキです。
これが、ブレーキのバネの力に耐え切れず折れてしまうようなのです。
上のタイプは多分、改良で金具強度を上げたか、バネの張力を弱めたのでしょう。
今まで何とか壊れずにもっているようですので。
それにしても、決定的な改良はなされていないようです。なぜなら・・・・



矢印部分を見ておわかりでしょうが、金具の片方はフリー状態なのです。
テコでいう、支点に近くて一番、力のかかる部分に片側から曲げた金具のみで
ブレーキ柄の根元を制止させているのですから無理があります。
いずれは金属疲労を起こして、壊れていくでしょう。

優良メーカーの中には初めから一体型の構造にしてあるのがあります。



↑これなら壊れる心配はありません。

ブレーキには最低限、
「軽い操作で確実に制動し、壊れにくい」
必要があります。
 「あら、こわれちゃったわね。」で済ます問題じゃありません!

メーカーには売りさばくだけではなく、安全性に十二分に配慮していただきたい
ものです。。。不良品のリスクと交換をユーザーに負担させてどうするんですか!

                              (介護型リハビリシステム研究所)

●追記●

ここまで書き上げて、「そんなぁー、たまたまじゃないのー?その車椅子。」と思った
方に、別なタイプもお見せしましょう。
これも同じ時期の車椅子で、すぐ同様の症状に陥ったものです。
リクライニングという特殊なタイプ(それ程、過酷な使用状況でない)に関わらず、
左右ともこのような状態になっているのは、「不良」以外の何者でもないと思います。


↑右側(背もたれリクライニング…背もたれが倒せる)


↑左側(フットレストエレベーティング…足乗せが上がる)

車椅子業界に「リコール」ってないんでしょうかねー?
もっと販売後も責任をもってほしいですよねー。
これが国内の大手メーカー製品なんですから・・・困ったものです。



                              (介護型リハビリシステム研究所)
ジャーン!
 ここに注目
←※
↑この部分
ほらね♪