車椅子の最終処分
  (最終的な車椅子の姿とは・・・?)


散々使いまわされ、酷使されてボロボロになった車椅子・・・
通常はそのまま処分されることが多いと思いますが、常々ここのホームページで
取り上げていますように、使える部品を上手に活用することで
残された車椅子を元気にすることが可能です。
元気になった車椅子は利用者の自立度を高め、事故予防にも一役かってくれます。

パーツをどんどん取り外しますと、最終的には以下のような姿になります。
本当はまだまだ外せる部品はあるのですが、このくらいでいいでしょう・・・。(;^_^A


     

↑リクライニングタイプですので、背もたれシートと分離してあります。。
椅子の背もたれも一緒にくっついていますが・・・・(;^_^A
この件についてのお話は後日「その他の整備」で特集したいと思います。


     

↑今後は屑鉄となり溶かされ再利用されるんでしょう。←追跡したことがないので憶測ですが・・・
このようなパーツでも後進国などでは欲しがっているのでしょうけど・・・ 
他施設などはまだまだ使えそうな車椅子がバンバン破棄されているようですねぇ〜
ムシゴム劣化の空気漏れだけで捨てられている車椅子もあったりして・・・
                                     ̄∇ ̄;) 車椅子はさぞ、無念でしょう・・・



余談ですが、普通の車もどんどん部品を取り外していくとフレームのみになります。
そのフレームに車台番号というのが刻印してあり、自動車は基本的にそこが残っていれば
他のパーツと全部入れ替わっていても、車検時も含めて同じ車と判断されるわけです。。


車椅子は各自治体や地域によって処分方法が違うようですので、
十分に確認の上で処分して下さい。
部品を後進国に送るシステムもあるようですので興味のある方はネットで検索して下さい。


                             (介護型リハビリシステム研究所)