「車椅子体験コース」活用法
行政機関を賢く利用する
今回は、車椅子の体験コースがある「あらかわ福祉体験広場」の紹介をしたいと思います。
この広場は荒川河川敷に車椅子の様々なコース(スロープや段差・溝、路面状況)をつくり、
体験できるようになっています。
車椅子も無料で借りれるようですので、もし比較的近場でしたら学校単位・職場単位で体験
してみては如何でしょうか?もちろん、個人・友人・家族でも大丈夫だと思います。
(車椅子の台数には限りがあるそうです。その場合は持ち込みだそうです。)
この「あらかわ福祉体験広場」の目的は以下の4つが掲げられています。
@思いやり・いたわりの雰囲気づくり
A施設管理者・設計者の育成
B介護者の育成
C車椅子利用者のトレーニング
興味のある方は以下のホームページを覗いてみてください。
http://www.ara.or.jp/arage/fukushi/
【問合せ先】
国土交通省「荒川下流河川事務所」福祉の荒川づくり推進室(.03-3902-3220)
【申し込み方】
月〜金曜日・・・上記「問合せ先」に事前に申し込み
土・日・祭日・・・広場内の管理所に直接、申し込み
【利用時間】
AM9:30〜PM5:00(12/29〜1/3まではお休み)
近所に「体験コース」がなくても普段通っている道を、車椅子に乗車して操作体験してみると
車椅子の大変さや不便さが実感できると思います。
商店街などで買い物をしてみる・・・というのも良いかもしれません。
ペアで組めば、介護される側・介護する側の体験ができます。
「危ない」、「危険だ」と感じたところは、その場で改善できるところは改善して、行政とも相談
していくと、将来的に少しずつ環境整備されるのではないでしょうか。
・・・ここで、お約束なので・・・・・一応、言わせて下さい。
(´▽`)ノ
『体験前、体験後に車椅子整備をすることをお忘れなく!』
・・・と、書いたあとに、単にそれだけでは終らない(終らせない)ぞ!・・・と、
ここで「当研究所」は『独自の車椅子企画』を発表いたします。
【介護型リハビリシステム研究所ならではの体験企画】です。
その企画とは・・・????
?
(^^)b ・・・それは、
『あえて不良整備の状態にして乗ってみよう!!』企画です!
↑「あ・やっぱりね」と思わないよ〜に!ρ(`O´*)
@空気圧が低い車椅子、左右別々の空気圧の車椅子をこいでみる。
Aブレーキが効かない(外した)状態の車椅子に、乗り移りしてみる。…など
※本当は、壊れたキャスターとかも疑似体験できると良いですが・・・
※くれぐれも、車椅子が傷まない範囲で体験する必要があります。
整備不良の状態を体験して、その後で自分で整備した車椅子の快適さを味わうという、
「一石二鳥企画」です。⇒あくまでも企画のみです。やる・やらないは自己責任で(=_=)。
「整備不良の車椅子の辛さ」と「整備の仕方」は体で覚えるしかありません。
余談ですが・・・
ハワイのショッピングモール近辺の人通りの多い道路では、段差に色分けがしてありました。
段差が殆どないところは色無し、おおよそ1〜5cm(?)程度で黄色、それ以上が赤色・・・。
ペンキで角を中心に塗ってあるだけでしたが、「なるほど!」と思ってしまいました。
国内にあっても自分自身が気がつかないだけかも知れませんが・・・。
今回は、珍しく「画像無し」での特集になりました。o(^-^)o
(介護型リハビリシステム研究所)