フットブレーキの調整

〜金具を削って調整可能?〜



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単純な構造のブレーキは、経年変化のガタ等が出ると
元の状態まで調整することは極めて困難になります。
交換部品がなければ諦めるしかありません。

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↑ここのロック機構は「膝」と似たような構造で、
固定位置がやや屈曲位置なので「膝折れ」が起こります。






↑矢印が膝(屈曲位)だとします。
ブレーキを掛けると、ここが伸び(伸展し)て固定します。

きちんと伸展した状態になれば、
安定したロック状態が保てるのですが、
軽く曲がった状態になるため、直ぐに解除されます。






↑とりあえず、一旦バラします・・・。
ここのネジ穴のガタ(穴の広がり)でロックできなくなったと思われます。






↑きちんと伸展位になるように、金具の一部を削ります。
可動域を高めるのが目的です。






↑慎重に・・・必要最低限、少しずつ削ります。






↑光っているのが削った部分です。






↑組付けます。
結果、問題なく使えるようになりました!




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無事に2カ所のブレーキ不具合が元に戻り、
現場へと戻っていきました。

何とか廃車危機を逃れることができました♪♪

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  (介護型リハビリシステム研究所)


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