車いすの整備スキル2
〜タイヤ整備に必要な3要所〜
----------------------------------------------------------------------------------
整備担当の職員が「整備スキル」を上げるために、
いつでも気楽に使える
実習セット
を考えて用意しました。
----------------------------------------------------------------------------------
車いすタイヤ交換をなるべくスムーズに、楽に行ってもらいたい。
そのためには「正しい知識と経験」が必要です。
↑赤のテープを主な場所(要点)にマークしました。
画像に@ABと数字を入れていますが簡単に説明します。
要点@
↑車いすのタイヤは自転車と異なり、簡単に車輪が外せます。
外した方が格段に整備性がアップし、時間短縮に繋がります。
大車輪を取り外す際には、
できれば専用工具を使いましょう。
↑専用工具があればプライヤー等で挟み込むよりも固定が楽です。
スムーズに内側ネジを取り外すことができます。
要点A
↑チューブ脱着はバルブ根元を
タイヤとリムの間に挟まないよう
、
バルブ根元をタイヤの中央にしっかり落として(下げて)おきましょう。
※この処理を誤るとチューブ噛みや痛み(パンク)の原因となります。
要点B
↑タイヤを外す際はなるべく
専用工具を使って「
少しずつ
」外しましょう
。
(マイナスドライバーはチューブを容易に傷つけるため絶対ダメです。)
一気に外そうとするとパワーが必要になるだけでなくタイヤも痛めます。
上記@ABの作業が全てではありませんが、
知らないと一番手間のかかる箇所ですので、是非体で覚えましょう。
これらの一連の作業を熟練者に実際にやってもらい、
次に、傍で指導してもらって、実習していきます。
何回か繰り返すうちに、構造が理解でき、コツもつかめるはずです。
-------------------------------------------------------------
処分用の車いすは「スキルアップ教材」に最適です。
無料で気兼ねなく使えますから是非活用しましょう!
-------------------------------------------------------------
(介護型リハビリシステム研究所)
介護型
〜システムでよりよい未来へ〜
リハビリシステム研究所
※
Bing
(Microsoft提供の検索エンジン)で検索♪