リース車いすの調整A
〜業者は渡すだけで良いのか〜
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リース業者は初回時にご利用者の環境や身体を
評価・記録し、以降はきちんと定期的に訪問して
変化や使用状況をモニタリングしているでしょうか?
ただ、「求められたから」「何も言ってこないから」
だけで一方的に長期間貸し続けていないでしょうか?
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…前回のフットレスト調整の続きになります。
↑背骨に凸状の変形があるため、シートが当たって痛いそうです。
(画像はマジックベルトを外して調整中の様子です。)
↑シートの張りがマジックベルトで調整できるタイプなので
なるべく深くなるように調整しました。
これだけで痛みがなくなり頭が上がって、楽に座れるようになりました。
そして・・・・
一番の問題は以下の画像です!
↑リースして数日なのに、両輪共に空気がペコペコでした。
各部の未調整ならまだしも、空気圧を確認・補充していないとは…。
(この間、訪問リハビリが入っていたのに気づけなかったのも問題)
昔から訴えていますが、空気圧が低いとブレーキ固定が甘くなり、
移乗時に動いて、転倒・骨折リスクが非常に高まります。
骨折がきっかけで寝たきりになり肺炎で亡くなる方もいるのです。
「空気不足は即、命に関わります!」
毎月高額な料金を吸い上げるリースシステム(※)なのに、
事故を起こしてくださいと言わんばかりのお粗末な対応です。
(※仮に月500円支払いでも、業者には約5000円入ります。
1割負担の場合
)
保管や搬出時のチェック・教育体制、全てに問題がありそうです。
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状況を指摘しないセラピストが多いから放置状態なのか・・・
それとも現場セラピストの技量にお任せ状態なのでしょうか?
借りている方は我慢せずに、納得いくまで業者を呼びましょう。
給付の適正化とモニタリング(全国福祉用具専門相談員協会)
福祉用具専門相談員指定講習を修了していない方でも、福祉用具に関する知識を有する国家資格保持者
(保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士)は、
介護保険の指定福祉用具貸与・販売事業所における福祉用具専門相談員の業務にあたることができます。
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(介護型リハビリシステム研究所)
介護型
〜システムでよりよい未来へ〜
リハビリシステム研究所
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