リース車いすの調整@
〜業者は渡すだけで良いのか〜
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ご利用者が使われている福祉用具をチェックしますと、
本当にリース業者が安全チェックして、ご本人に合うよう
調整した上で渡しているのか疑問に思うことがあります。
最近の車いす説明書は調整法などが詳しく書かれて
いますので、勉強はいつでも可能と思うのですが・・・。
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↑最近、通所で初回評価をした方の足元です。
右膝に屈曲制限があるため足を引くことができず、
足部も尖足位(つま先が下がった状態)で足が前に出ています。
また、フットレスト位置が高いため膝も上がってしまっています。
↑何故、この状態のままお渡ししたのか・・・わかりません。
↑調整(数分)後になります。
引っかかっているだけから、とりあえず乗った状態になりました。
折角の多機能車いすなのに機能をまったく使わず(知らず?)に、
そのままお渡している状況は非常に残念です。
@まず、黄色いレバーでフットレストの位置を下げました。
↑A次に、尖足角度に合わせてフットレストの角度を調整します。
↑B最後は六角レンチを使って・・・
↑4本のネジを緩めてフットレストを前に引き出しました。
アンクルストラップについては安定しているため保留にしました。
以上のように、3箇所を調整したことで簡単に解決できました。
ご本人も喜ばれていました。
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実はこの車いす、もっとガッカリな箇所が残っていたのです。
●次回へ⇒⇒⇒
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(介護型リハビリシステム研究所)
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