逆転ブレーキ車いす

〜 逆発想による固定法 〜



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従来の発想と逆のことを行う考え方を革新的発想と呼ぶそうです。
今回は「逆発想」によって車いす整備をやってみたという話題です。

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↑車いす部品の破断面です。

この状態で壊されてしまうケースが最近何度も起きてしまい、
パーツストックも底をつきかけてスタッフが頭を抱えていました。






↑壊れたパーツは車いすブレーキ、その根元です。

利用者が車いすに座っているときにブレーキレバーが気になり、
外側⇔内側に力任せに繰り返し捻ってしまうため、金属疲労で
簡単に折れてしまうそうです。
1日でダメになってしまったこともあるそうです。






↑既に中古部品に交換してありましたが、
このまま戻さずに、当方でもう少し考えた対策を試みたいと思います。



まずは・・・逆に・・・(; ・`д・´)・・・

そして更に・・・逆に・・・( ̄□ ̄;)



「逆の逆では元に戻ってしまう」みたいですが・・・

今回は、その「逆の逆」作戦で整備することにしました。






↑既に取り付けてあったブレーキを、再び左右とも取り外します。

■逆転@■ 左右逆にします。(右ブレーキを左に、左ブレーキを右に)






↑そして、このように取り付けます。

ブレーキの取付位置に変更があることにご注意ください。。






↑引いた画像です。ご理解いただけましたでしょうか?

■逆転A■ 上下を逆に取り付けました。






↑上から見るとこんな感じです。






↑ブレーキを外した状態。







↑ブレーキをロックした状態。






↑こんな感じに仕上がりました。


スタッフの話では「究極の対策です。完璧です!!」とのことでしたが、
どこまで長く使ってもらえるか様子をみたいと思います。。

⇒3ヵ月程経過しましたが、全く問題なく使えているようです。




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かなり昔に同じような対策を行った記憶がありますので、
ひょっとしたら過去でも特集しているかも知れません。

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       (介護型リハビリシステム研究所)


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