ゴムベルトの寿命

〜 ゴム製品は寿命に注意 〜



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前回、前々回と、バルブに関わるゴム劣化の特集をしましたが、
今回は車に使われるゴム製のベルト劣化と交換についてです。
このベルトは車のエンジンを動かすには欠かせないもので、
定期的に交換しないと、ある日突然動かなくなってしまいます。

※「ゴム劣化による車の整備つながり」ということで
今回も車いす整備特集に取り上げました。何卒ご了承ください。。


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↑最近エアコンの効きがイマイチとのことで、
エアコンベルトの張り具合をチェックすると案の定緩くなっていました。
エアコンベルトの張りを調整するにはバンパーを外す必要があるため、
この際、ベルトそのものを新品に交換することにしました。

昔は、部品屋さんに電話とFAXで注文して取りに行っていましたが、
今はネット通販で簡単に手に入るようになりました。






↑矢印の2本を交換します。[DBA-L275S 原動機形式KF]
左のベルトは発電機を回すベルト、
右のベルトはエアコンを動かすベルトです。
長期使用で摩耗したり、緩んでくると、キーーとか
異音が発生したり、充電やエアコンの能力が落ちてしまいます。

調整は可能ですが、走行距離や経年で交換する必要があります。
劣化でベルト(左)が切れると、電力不足でエンジンが止まります。
(経験あり)






↑エアコンベルトはフロントバンパーを外す必要があります。
コンプレッサー本体の下側のネジを緩めて・・・






↑次に上側の調整ネジを緩めます。








↑ぐっと奥に押すとベルトが浮き上がるので、取り外すことができます。






↑次は発電機側のベルトです。下側ネジを緩めて・・・。






↑上側ネジを緩めます。
この後、矢印のネジを回し発電機を手前に寄せてベルトを外します。






↑外した古いベルト(左)と新品ベルト(右)です。






↑新旧のベルトを重ねると黒いゴム部分が摩耗していることがわかります。
ゴムが硬化したり、摩耗すると動力が伝わりにくくなるのです。






↑2本とも新しいベルトに交換しました。
その後はエアコンの効きも良くなり調子よく走っています。



●送迎車のベルト鳴きは劣化のサインです。ご注意下さい。。



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取り外したベルトは、万一切れてしまった時のスペアとして
車に積んでおくこともできます。
(保険みたいなもので、一度も使った経験はありませんが…)

新品に交換しても初期伸びで、音が出ることがあります。
その際、再度の調整が必要です。今回は2度調整しました。

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       (介護型リハビリシステム研究所)


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