エアーバルブの寿命

〜 パンクの原因がエアーバルブ 〜



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前回、スーパーバルブの特集をしましたが、
バイクや車には、エアーバルブというものが使われています。
車いす同様、タイヤに空気を入れる場所なのですが、
この部品もゴムの劣化によって「パンク」症状を引き起こします。

※「ゴム劣化によるパンクつながり」ということで
今回は車いす整備の特集に取り上げました。何卒ご了承ください。


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↑スタッドレスタイヤを夏シーズン使って冬に新品交換しようと
考えて使っていましたが、空気の減りが早いことに気づきました。
調べてみると空気バルブが根元から空気漏れを起こしていました。

今回は、そのバルブを新品に交換したというお話です。


既に上の画像では作業を開始していますが、車のエアバルブ交換は
車いすのバルブやタイヤ交換に比べるとかなり面倒な作業です。

エアバルブを1個交換するだけで以下の工程があります。

@タイヤを外す。
Aタイヤのビード(ビート)を落とす。
Bエアバルブを外す。
Cエアバルブを取り付ける。
D空気を入れてビードを上げる。
Eタイヤを取り付ける。
Fエアの調整をする。






↑ビードを落とし(※)て、バルブの裏からカッターを差し込みます。
(※ビード落とし:タイヤのゴムとホイールをはがす作業)






↑カットする様子を拡大した画像です。
ゴム製なので簡単にカットできます(ポリープ切除みたい…)。






↑空気漏れの箇所です。劣化で裂けてきています。
西日が当たる側が前後とも同じ時期に空気漏れを起こしたので
日光(紫外線・熱)によるダメージが大きかったと思われます。






↑新旧の比較です。バルブは信頼できる日本製を使いました。






↑蓋に金具を取り付けて、引っかけてゆっくりと引き出します。






↑これでエアバルブの交換作業は完了です。。

※この後の「ビード上げ」は割愛させていただきました。




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今回紹介した交換作業は一見簡単そうに見えますが、
車いす整備とは比較できないくらい「かなり大変」です。

タイヤ交換時に必ず、忘れずに新品交換してもらうことで、
エアバルブの空気漏れ予防が見込めると思います。
(走行が少ない場合、バルブ側の寿命が早いことがあります。)

送迎車のタイヤバルブ根元の劣化(ヒビ割れ)も注意しましょう。

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       (介護型リハビリシステム研究所)


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