その他の環境整備【396】
乗用車の空気圧
〜 定期的チェックが事故を防ぐ 〜
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様々な施設や学校で「空気圧の点検・補充の重要性」を訴えていますが、
空気圧の定期的チェック・補充が必要なのは車いすだけではありません。
当然ですが、送迎車にもタイヤは使われていますので、
定期的チェックを
職員が行う必要
があります。(フルサービスのスタンドが減ってきたため)
空気圧は毎月点検・補充するくらいのつもりで整備するのが一番です。
補充していると、たまに4輪あるうちの1つが空気の減りが早いことに
気が付くことがあります。
実はそれがパンクであることが多く、放っておくと少しずつ空気が無くなり
バーストしたり、ハンドルが利かなくなって事故を起こすことに繋がります。
空気の減りが早いタイヤはなるべく早く専門店で見てもらってください。
屋外道路は釘や金属片などパンクの原因になる物が沢山落ちています。
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今回は自らチェックして、パンク修理に至った例を紹介したいと思います。
(
前回紹介したパンク修理の特集
)
↑通勤車ですが、後輪の空気の減りが早いことに気づきました。
取り外して調べてみると少しずつ空気が漏れています。
↑台所の洗剤で空気漏れの箇所を発見できます。
この日は晴天だったので塗った洗剤が直ぐに乾きましたが、
穴のある部分だけは、いつまでもカニの口のようにブクブク泡が出ていました。
↑原因(パンク)箇所です。金属が光っています。
↑埋没していたので少々取り出すのに苦労しました。。
↑取り出してみると「釘」でなく、「金属片」でした。
完全には取り出せず、奥にも多少残っているようでしたが・・・
この状態からパンク修理を開始することにしました。
↑スクリューリーマーでグリグリと穴を丸く大きく広げます。
残った金属の粉が少しパラパラと落ちてきました。
近いうちタイヤ交換する予定なのでダメ元で行います。
↑今回で2度目に使用する、外国製パンク修理キット。
安価なので興味があり、ついつい購入してしまったものです。
↑こんなビーフジャーキーみたいな物が本当に入るのか??
・・・と思うのですが、案の定「全然」入りません。。。
何としても入れないと修理できないので、
全体重かけて、ジワジワ・ジワジワと少しずつ押し込んでいきます。
(ここで諦める人も多いようです、握力50kgは必要と思われます。)
↑時間をかけて何とか半分ほど差し込むことができました。
(多少空気を入れて押し込むとタイヤが中に沈まず楽かも知れません。)
↑押し込んだ金具を抜き取ります。
↑余分なジャーキーはカッターで切り落とします。
↑空気を入れて空気漏れがないか確認して作業終了です。
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作業後2カ月程走行しましたが、今のところ全く問題ありません。
適正空気圧を保つと、安全性と燃費が保たれ、タイヤも長持ちします。
↓日本製のパンク修理キットの方が、かなり簡単で楽に行えます。
↑今まで使っていた日本製パンク修理セット2種(いずれもオススメ)
ホームセンターやカー用品店で取り扱っています。
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(介護型リハビリシステム研究所)
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