ワイヤーが切れたT

〜 リクライニング頻発の故障とは? 〜



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 施設や病院のリクライニング車いすは普通型に比べると、かなり希少です。

 その理由としては「@使用頻度が少ない」「A高価である」「B場所を占める」
「D操作しづらい」「E重い」などが置いていない理由と思われます。

 そのため、全体に数が少ない中で「長期に使い続け」「使いまわされる」ことで、
普通型にはない意外なダメージ(故障)が出てくることが多いようです。

 その最たるものが「リクライニングワイヤーの切れ」です。
リクライニングワイヤーが切れると、車いすの「命であるリクライニング機能」が
使えなくなり、
いきなり「廃車の危機」を迎えることになります。

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 「たかがワイヤー1本切れただけで
高価な車いすを捨てるのは勿体ない、
100円の部品で修理できますよ!!」
・・・というのが今回の特集です♪





<故障編>

「切れたワイヤー」





↑リハビリに届けられた車いすです。






↑切れた部品と故障内容の書かれた紙が貼ってありました。






↑ワイヤーの頭部分と切断部がわかります。
部品が残っていると、修理のヒント(手がかり)になります。






↑用意したのは以前買いそろえていたブレーキワイヤーです。
後輪用なのでワイヤーが長過ぎであろうことが容易に想像できます。






↑取り出しました。

これを更に分解して「ある部品のみ」使いたいと思います♪



●スタッフに指導しながら、撮影しつつ行なっています。
リクライニング車いす修理(ワイヤー交換)はアクセスが多いようなので、
次回は画像を多めに、別パターンの修理特集を予定しています。




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車いすの修理には自転車の部品が流用できることが多いです。
パンク修理セットと一緒に「ワイヤー」も常備しておくと便利かと
思います。最初は交換経験のある方に指導してもらいましょう。

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              (介護型リハビリシステム研究所)


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