電動車いす操作レバーA
〜 電動車いすレバーを短く 〜
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前回、スイッチ・レバーの位置を微調整しましたが、
今度はレバーそのものの出っ張り(立上り)が気になるご様子です。
移乗の際に服が引っかかり、危険なこともあったとのことで、
「長さそのものをもっと短く調整できないか」と無茶な相談を受けました。
厳しいと思いましたが、安全・スムーズな移乗確立のため引き受けました。
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↑前回はスイッチをやや前方・外側に向けて一段落しましたが、
今回は「立ち上がっている操作レバーを短くする」というミッションです。。。
納品してもらった担当者に短いレバーにできないか聞いてみたそうですが、
「ありません」とあっさり断られてしまったそうです。
(ひょっとしたらオプションがあるかも知れませんが、担当者の答えです。)
購入したばかりの新車の部品を途中から切るわけにもいかないなぁ・・・と、
形状をイメージしているうちに「あること」を思いつきました。
それは・・・
「車いす」の部品を使う作戦 ( ̄▽ ̄)ノ゛
コロンブスの卵のように、そこに取り付けてあると当たり前のように見えますが、
意外に思いつかない部品ではないでしょうか?
↑このレバーに代わる部品は果たして見つかるのでしょうか?
↑職場に帰ってゴソゴソと心当たりのある部品入れを漁ります。
↑そして見つけ出したのがこの2個の部品(正に宝玉?)。
何故、2個かというと各々「ねじ山」が異なるからです。
早速、持って行って取り付けてみました。
すると!何ということでしょう!!!
↑ご覧のように・・・・・。
そのうち1個の「ねじ山」がピタリと一致!!!
ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ やった〜!!
↑ご本人曰く、「まるで純正のよう・・・全く違和感ないわ!」。
↑このようにスッキリ、ピッタリと収まっています♪
↑交換後2週間以上経過しましたが、「大変使いやすい♪」とのことです。
握力の低下した方なのですが、
「軽く手を乗せて微妙な操作が可能になった」
そうです。
【電動レバーは交換可能】
です。
※何の部品を使ったか・・・はヒミツ(ヒント:特集で過去に取り扱っています)。
次回は古い電動車いすの
「壊れた廃番のスイッチレバーを修理して欲しい」
という無理難題にトライしてみます。。
(介護型リハビリシステム研究所)
介護型
〜システムでよりよい未来へ〜
リハビリシステム研究所
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